フィニーの夢のような一日

クスクス！小さなタツノオトシゴのフィニーが目を覚ました。くねくね！と泳いだ。キラキラ光るピンクの貝を見つけた。「わあ！」フィニーはそれを王様の冠だと想像した。「ぴょこ！」と触った。

ズーム、ズーム！フィニーはゆらゆら揺れる緑の海藻のそばを素早く通り過ぎた。近くに明るい黄色のヒトデがいた。「こんにちは！」フィニーはクスクス笑った。彼はヒトデが自分のダンス仲間だと想像した。「くるくる、くるくる！」と心の中で遊んだ。

ふぁー、ふぁー。フィニーは眠たくなった。大きくて柔らかい青いイソギンチャクを見つけた。「すりすり！」フィニーはその中にもぐりこんだ。それは彼の一番柔らかいベッドで、最高に甘い夢を見る準備ができたと想像した。「しーっ！」おやすみ、フィニー。